洋光台団地(中央・北・西)の住み心地と空き待ち事情|横浜・磯子区UR賃貸
横浜市磯子区の大規模UR賃貸住宅「洋光台団地」(中央・北・西)を徹底解説。JR根岸線の好アクセス、隈研吾×佐藤可士和監修の団地リニューアル、学区・周辺環境まで住む前に知りたい情報をまとめました。
物件概要
- 所在地
- 神奈川県横浜市磯子区洋光台3〜6丁目
- 最寄り駅
- JR根岸線 洋光台駅 徒歩1〜8分(棟による)
- 竣工
- 1970〜1975年(棟別)
- 総戸数
- 約3,000戸以上(3団地合計)
- 間取り
- 1K・2DK・1LDK
- 家賃帯
- 67,500円〜84,900円(共益費別途)
- おすすめ
- 単身・カップル・小ファミリー向け(1〜3人世帯)
横浜市磯子区の丘陵地に広がる洋光台は、1970年代に日本住宅公団(現・UR都市機構)が開発した大規模住宅地です。「洋光台中央」「洋光台北」「洋光台西」の3団地がエリアに点在し、合わせて3,000戸を超える大きなURコミュニティを形成しています。洋光台の住人のうち約3割がこれらのUR賃貸住宅に暮らしているといわれており、エリアの景観と地域コミュニティの根幹を担う存在です。
2020年には「洋光台北団地」が建築家・隈研吾氏とクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏の共同監修による「団地の未来プロジェクト」で大きく生まれ変わり、全国的に注目を集めました。本記事では3団地それぞれの特徴を比較しながら、交通・買い物・学区・医療など、実際に住む前に知っておきたい情報をまとめます。
3団地の基本概要
洋光台のUR賃貸住宅は、時期と規模の異なる3つの団地で構成されています。まずは一覧で比較してみましょう。
| 団地名 | 竣工 | 総戸数 | 最寄り駅 | 主な間取り | 家賃目安(共益費別) |
|---|---|---|---|---|---|
| 洋光台中央 | 1971年 | 約1,276戸 | 洋光台駅 徒歩1分 | 1K・2DK(30〜44㎡) | 70,000円〜85,000円台 |
| 洋光台北 | 1970年 | 約1,703戸(1〜11号棟) | 洋光台駅 徒歩6分 | 2DK・1LDK | 67,500円〜79,900円 |
| 洋光台西 | 1975年 | 複数棟 | 洋光台駅 徒歩8分 | 2DK | 70,800円〜84,900円 |
洋光台中央は15階建ての高層棟が中心で、駅から1分という群を抜く好立地が特徴です。洋光台北は1号棟から11号棟まで複数棟が並ぶ最大規模の団地で、後述する大規模リニューアルを経て今なお進化を続けています。洋光台西は1975年入居開始と3団地のなかでは最も新しく、静かな住宅地環境の中に位置します。いずれも礼金・仲介手数料・更新料・保証人なしというUR賃貸の共通メリットを享受できます。
交通アクセス
JR根岸線 洋光台駅を拠点に横浜・都心へ
洋光台団地の最寄り駅はJR根岸線「洋光台」駅です。根岸線は横浜〜大船間を結び、横浜駅から北側はJR京浜東北線と相互直通運転を行っているため、乗り換えなしで品川・東京・上野・大宮方面へアクセスできます。
| 行き先 | 路線 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 横浜 | JR根岸線(直通) | 約21〜25分 |
| 桜木町 | JR根岸線(直通) | 約19〜20分 |
| 大船 | JR根岸線(直通) | 約9分 |
| 品川 | JR京浜東北線(直通) | 約45分前後 |
| 東京 | JR京浜東北線(直通) | 約57〜65分 |
大船駅まで約9分という近さも魅力のひとつです。東海道線・横須賀線・湘南新宿ライン・根岸線・モノレールが集まる大船から、さらに遠方へ移動する選択肢も広がります。
各団地からの駅距離
3団地で駅までの徒歩距離に差があります。洋光台中央は駅から徒歩1分と、UR賃貸物件の中でも特筆して近い立地です。洋光台北は徒歩約6分、洋光台西は徒歩約8分と、いずれも徒歩圏内ながらも坂道が含まれることがあるため、内見時に実際のルートを歩いて確認することをおすすめします。
洋光台北団地「団地の未来プロジェクト」
隈研吾 × 佐藤可士和が団地を再生
洋光台北団地は、2020年秋に「団地の未来プロジェクト」として大規模なリニューアルが完了しました。UR都市機構が建築家の隈研吾氏にディレクション・アーキテクトを依頼し、隈氏からプロジェクトディレクターとしてクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が招かれた、建築とブランディングが融合した異色のプロジェクトです。
生まれ変わった共用スペース
旧集会所が「団地の集会所 OPEN RING」として生まれ変わり、サンクンガーデン(半地下型の緑地広場)と芝生広場を一体的に整備しました。隣接する「団地のカフェ」(よっしーのお芋屋さん)は地域住民や外部の人も気軽に訪れることができるカフェで、「団地のライブラリー」も併設されており、本を手に取りながら屋外スペースで過ごせる場となっています。
各棟の階段室には佐藤可士和氏がデザインしたオリジナルフォントが使われており、空間の統一感を高めています。また一部の住戸は1LDKにリノベーションされており、従来の2DK中心だった間取り構成に変化が生まれました。
このプロジェクトは「建築 × 活動」をキーワードに、建物の物理的な更新だけでなく、地域コミュニティそのものを再活性化させる取り組みとして注目を集め、全国メディアでも広く取り上げられました。
買い物・生活利便性
洋光台駅周辺の充実した商業環境
洋光台は買い物環境が充実しており、住民からの評価も高いエリアです。洋光台駅の周辺には複数のスーパーマーケットが揃い、日常の食料品や日用品の調達に不自由することはほとんどありません。
- イトーヨーカドー 洋光台店:大型の総合スーパーで、食料品から衣料品・家電まで幅広い品揃え(最新の営業状況はご確認ください)
- 東急ストア:生鮮食品・総菜が充実した食品スーパー
- ピーコック(イオン系):食料品の品揃えが豊富
- オリンピック:生活用品・雑貨・食品の複合店舗
駅前には商店街も形成されており、クリーニング店・薬局・飲食店・書店など生活に必要な店舗が揃っています。
子育て・教育環境
洋光台第一〜第四小学校と第一・第二中学校
洋光台エリアには、大規模住宅開発にあわせて整備された複数の学校が徒歩圏内にあります。
小学校:
- 横浜市立洋光台第一小学校
- 横浜市立洋光台第二小学校
- 横浜市立洋光台第三小学校
- 横浜市立洋光台第四小学校
中学校:
- 横浜市立洋光台第一中学校
- 横浜市立洋光台第二中学校
具体的な通学区域はお住まいになる住戸の住所によって異なります。入居前に横浜市教育委員会または横浜市の公式サイトの学区検索ツールでご確認ください。
保育園・幼稚園
認可保育園や私立幼稚園が複数点在しており、子育て世帯が暮らしやすい環境が整っています。
医療機関
磯子区の総合病院と地域クリニック
洋光台エリアは地域の診療所・クリニックが点在しており、日常的な医療へのアクセスは良好です。
- 洋光台こどもクリニック(小児科):洋光台駅近くに位置し、子育て世帯に安心な存在
- ひかりクリニック(消化器内科・内科・外科):磯子区洋光台に位置する地域密着型クリニック
- 磯子中央病院(医療法人光陽会):横浜市磯子区磯子2丁目に位置する入院設備を持つ総合病院
大きな手術や救急対応が必要な場合は、横浜市内の横浜市立大学附属病院(金沢区)や横浜市立みなと赤十字病院(中区)が対応します。大船駅からは神奈川県立病院や北里大学病院(相模原市)へのアクセスもあります。
自然環境・治安
緑と丘に囲まれた閑静な住宅地
洋光台は横浜市の丘陵部に開発されたニュータウンで、坂道があるぶん緑豊かな景観が保たれています。
洋光台は磯子区の中でも比較的落ち着いたエリアとして知られており、子育て世帯からも選ばれやすい環境です。
洋光台北団地にはリニューアルにより整備された芝生広場・サンクンガーデンが加わり、団地内でゆったりと過ごせる空間が充実しています。
間取りと暮らし方
各団地の住戸タイプ
3団地とも、基本的には1〜2人世帯向けの間取りが中心です。
洋光台中央(1K・2DK)は単身や夫婦世帯に向いており、駅直近の利便性が魅力です。1K(30㎡前後)の賃料は月70,000〜80,000円台が目安です。
洋光台北(2DK・1LDK)は最大規模で多様な住戸タイプがあります。「団地の未来プロジェクト」で整備された1LDKリノベーション住戸は、現代の生活スタイルに合わせたレイアウトに改修されており人気があります。2DKの賃料は67,500〜79,900円が目安です。
洋光台西(2DK)は比較的静かな住環境で、2DKの賃料は70,800〜84,900円が目安です。
いずれもUR賃貸共通の特典として、UR賃貸の割引制度(子育て割・U35割・近居割など)が適用できる可能性があります。入居検討の際はUR港南台営業センター(担当窓口)でご確認ください。
丘の上の3団地で暮らすということ
メリット
- 駅チカと大型複合路線:洋光台中央は徒歩1分。乗り換えなしで横浜・品川・東京に行ける京浜東北・根岸線の直通運転は通勤・通学の大きな強み
- 買い物の豊富さ:複数のスーパーが駅前に揃い、日常の買い物が一か所で完結しやすい
- 大船への近さ:9分で到達できる大船は商業施設と交通結節点として便利
- 自然と公園:丘陵の緑が多く、住環境の落ち着き感がある
- コミュニティ施設(北団地):OPEN RINGや団地のカフェなど、他の団地では見られない共用施設が充実
- 学校が多い:小学校4校・中学校2校がエリア内に整備され、教育インフラが厚い
丘陵地と築年数という条件
- 坂道:丘陵地のため、駅〜団地間に上り坂が含まれる棟がある。特に洋光台北・西は駅から6〜8分かつ坂があるため、内見時に実際のルートを確認したい
- 都心への距離:横浜で21〜25分、東京で約1時間と、都心への通勤には時間がかかる
- 築年数:1970〜1975年竣工の棟が多く、室内設備は経年相応。洋光台北のリノベーション住戸やUR定期修繕の内容を事前に確認しておくと安心
公式情報で確認
写真・間取り図・周辺の地図(スーパーや学校・病院などの施設も絞り込めます)は、UR公式の物件ページでご確認いただけます。
本記事はUR都市機構の公式サービスではない立場から、公開情報をもとに作成したガイドです。最新情報はUR都市機構の公式サイトでご確認ください。