多摩平の森の住み心地と空き待ち事情|日野市の緑豊かなURコミュニティ
JR中央線豊田駅から徒歩圏のUR大型団地「多摩平の森」を徹底解説。宮内庁御料林の緑を継承した団地再生の歴史、イオンモール至近の買い物環境、学区・医療・住民の声まで網羅。
物件概要
- 所在地
- 東京都日野市多摩平4丁目
- 最寄り駅
- JR中央線 豊田駅 徒歩約10〜14分(棟により異なる)
- 竣工
- 2002年〜順次竣工(旧多摩平団地の建替え後)
- 総戸数
- 約1,528戸
- 間取り
- 1K〜3SLDK(35〜85㎡)
- 家賃帯
- 76,200円〜155,000円(共益費別途)
- おすすめ
- ファミリー・シニア・単身者向け(多世代対応)
東京都日野市の多摩平エリアに広がる「多摩平の森」は、総戸数約1,528戸を擁するUR賃貸住宅の大規模団地です。大正時代には宮内庁の御料林(皇室用地の森)だったという由緒ある土地に、1958年(昭和33年)に日本住宅公団(現UR都市機構)が入居を開始した「多摩平団地」が前身です。半世紀以上の歴史を経て大規模な建替えと地域再生が進められ、現在は緑豊かな環境と多世代共生のコミュニティを誇る、都市近郊型UR賃貸住宅の代表格となっています。
JR中央線の中央特快停車駅・豊田駅から徒歩約10〜14分という立地で、新宿まで直通約35分というアクセスを持ちながら、都内とは思えないほど豊かな緑の中で暮らせるのがこの団地の最大の魅力です。
歴史:宮内庁御料林から多世代コミュニティの街へ
多摩平団地の誕生(1958年)
現在の多摩平の森の敷地は、大正時代に宮内庁が管理する御料林(皇室用の森林)でした。終戦後、この豊かな緑の土地に日本住宅公団が着目し、1958〜1960年(昭和33〜35年)に「多摩平団地」として約2,792戸の住宅を整備しました。当時は東京近郊の新興住宅団地として、多くのファミリー世帯が入居し、日野市の人口増加を支える中心的な住宅地となりました。
建替え・再生事業(1997年〜)
建設から40年以上が経過し、建物の老朽化と住民の高齢化が課題となった1997年、UR都市機構は大規模な建替え計画をスタートさせました。このとき住民・UR・日野市の三者による「勉強会」が重ねられ、「緑の継承と育成」というテーマが決定されました。かつての御料林の緑をできる限り残しながら新しい街を形成するという方針のもと、2002年から順次新棟への入居が始まり、現在の「多摩平の森」が誕生しています。
たまむすびテラス:団地再生のモデルケース(2011〜2012年)
建替えで空き家となった旧棟のうち5棟(237・238・243・244・247号棟)が、URの「住棟ルネッサンス事業(ルネッサンス計画2)」として民間事業者3社に建物ごと転貸されました。これが「たまむすびテラス」として再生され、2012年度のグッドデザイン賞を受賞しています。「世代を超えて人と人、人と街が結びつく結び目になるように」という想いが名称に込められており、若者・ファミリー・シニアが隣接して暮らすユニークなコミュニティが実現しています。
たまむすびテラスは3つの施設で構成されています。
| 施設名 | 対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| りえんと多摩平 | 若者(単身〜カップル) | 団地型シェアハウス。3室でユニットを形成しキッチン・ラウンジを共有。桜まつりなど地域交流イベントも開催 |
| AURA243多摩平の森 | ファミリー | 貸し菜園「ひだまりファーム」(45区画)・貸し庭「コロニーガーデン」(9区画)を併設した賃貸住宅 |
| ゆいま〜る多摩平の森 | 高齢者 | サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)。生活支援サービス付きで安心の老後を提供 |
このような団地再生の取り組みは全国的にも先駆的な事例として注目されており、多摩平の森は「URの街づくり」を体感できる場所でもあります。
交通アクセス
JR中央線 豊田駅まで徒歩10〜14分
最寄り駅はJR中央線の豊田駅で、多摩平の森の棟によって徒歩約10〜14分の距離です。豊田駅はJR中央線快速・中央特快が停車する駅で、新宿・東京方面へ直通で移動できます。
| 行き先 | 路線・種別 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 立川駅 | JR中央線 快速 | 約5分 |
| 八王子駅 | JR中央線 快速 | 約8分 |
| 新宿駅 | JR中央線 中央特快 | 約35分 |
| 東京駅 | JR中央線 中央特快 | 約47分 |
| 吉祥寺駅 | JR中央線 中央特快 | 約22分 |
| 高尾駅 | JR中央線 快速 | 約18分 |
豊田車両基地で「始発電車が多い」という強み
豊田駅のもうひとつの大きな特徴が、駅に隣接する豊田車両センター(JR東日本)の存在です。車両基地から出発する始発電車が早朝・深夜に設定されているため、新宿・東京方面に座って通勤できる機会が他の中央線沿線駅と比べて多く、住民から高く評価されているポイントです。残業帰りの深夜でも始発で座って帰宅できる利便性は、多摩平の森の居住者が口をそろえて挙げる生活上のメリットのひとつです。
多摩地域の大規模URでは、西国分寺駅から徒歩2〜3分の西国分寺ライフタワー、建替えで生まれ変わったひばりが丘パークヒルズも候補に挙がります。駅距離の考え方がそれぞれ違います。
買い物・生活利便性
イオンモール多摩平の森(豊田駅徒歩3分)
多摩平の森エリアを語る上で欠かせないのが、イオンモール多摩平の森(2014年オープン)の存在です。豊田駅北口から徒歩約3分という近距離に位置し、約130の専門店が入居する大型商業施設です。スーパーマーケット「イオンスタイル多摩平の森」を核テナントとして、ファッション・日用品・飲食・映画・キッズ施設などが揃い、「イオンモールに行けば生活のほぼすべてが完結する」という居住者の声は多数あります。
団地からイオンモールへは、豊田駅を経由すれば徒歩15〜20分程度のルートとなり、買い物帰りに駅から団地まで歩く距離感です。
その他のショッピング施設
- 西友 豊田店(豊田駅北口近く):イオンモールとは別の選択肢として利用できるスーパー
- 各種ドラッグストア・コンビニエンスストアが豊田駅周辺に点在
- 日野駅・高幡不動駅周辺、立川駅周辺(JRで5〜10分)にも大型商業施設が揃い、週末のまとめ買いにも便利
「イオンモール以外の選択肢が少ない」という指摘は一部にありますが、JRを使えば立川・八王子・吉祥寺といった大型商業集積地にも短時間でアクセスできるため、生活の買い物に困る環境ではありません。
子育て・教育環境
小学校区
多摩平の森の住所(日野市多摩平1〜6丁目)によって学区が分かれています。
- 日野市立第五小学校(日野市多摩平6-21-1):多摩平2・4・5・6丁目エリアを概ねカバー
- 日野市立第六小学校(日野市多摩平3-21):多摩平1・3丁目エリアを概ねカバー
住所の丁目・番地によって通学先が変わるため、お子さんの入学前には日野市教育委員会への確認をお勧めします。
中学校区
多摩平3〜6丁目のエリアは主に日野市立日野第二中学校(日野市多摩平4-5-2)が学区となっています。
日野市の子育て支援
日野市は「子育てしたいまち・しやすいまち」をスローガンに掲げ、産後家庭向けの配食サービスや「ファーストバースデーサポート事業」など、出産後もサポートする独自の施策が整っています。子どもの医療費助成は所得制限なく全額助成されており、子育て世帯の経済的負担を軽減する環境が整っています。また、小学校の給食は全校自校調理方式で質が高いという評判もあります。
AURA243の貸し菜園で自然体験
たまむすびテラス内のAURA243多摩平の森が運営する「ひだまりファーム(貸し菜園)」は、団地の住民以外も利用できるケースがあり、子どもと一緒に野菜を育てる体験ができる場として近隣ファミリー世帯にも好評です。御料林由来の豊かな土壌と緑の中での子育ては、都内の多くの団地では実現しにくい環境です。
医療機関
多摩平の森の病院(敷地近隣)
多摩平の森の病院(医療法人社団充会、日野市多摩平3-1-17)は、内科・神経内科・老年内科・老年精神科を診療科とする病院で、団地から徒歩圏内に立地しています。特に高齢者・シニア世帯に特化した医療体制を整えており、多世代が住む多摩平の森コミュニティにとって重要な医療資源となっています。
日野市立病院(総合病院)
日野市立病院(日野市多摩平4-3-1)は多摩平の森のすぐ近くに立地する市立の総合病院です。内科・外科・産婦人科・小児科など幅広い診療科を持ち、緊急時や高度医療が必要な際に頼れる拠点となっています。UR公式の周辺マップでも掲載される徒歩圏内の病院です。
その他の医療機関
豊田駅方面・日野駅方面には複数のクリニックが点在しています。また、北原国際病院(八王子市)や七生病院(日野市西平山)などへもJR・バスで比較的アクセスできます。多摩平の森エリアは「多摩平の森の病院」「日野市立病院」という2つの医療機関が徒歩圏に揃う恵まれた医療環境です。
治安・住み心地
日野市の治安は都内有数の低犯罪率
日野市は東京都内26市の中でも犯罪発生率が際立って低いエリアのひとつです。ファミリー世帯や高齢者が多く住む多摩平エリアは、特に日常的な体感治安が良好です。
御料林由来の緑豊かな環境
かつての御料林の緑を継承した「多摩平の森」という名のとおり、団地内外には大きな樹木・緑地・桜並木が豊富です。春にはたまむすびテラスの桜まつりが開催され、地域住民が世代を超えて集う交流の場となっています。
公式情報で確認
写真・間取り図・周辺の地図(スーパーや学校・病院などの施設も絞り込めます)は、UR公式の物件ページでご確認いただけます。
本記事はUR都市機構の公式サービスではない立場から、公開情報をもとに作成したガイドです。最新情報はUR都市機構の公式サイトでご確認ください。
募集住戸の観測データ(2026年7月〜2026年7月)
2026年7月〜2026年7月にUR公式ウェブサイトで募集が公開された多摩平の森の住戸 3戸について、当サイトが記録した内容を間取り別に集計したものです。 掲載中の家賃ではなく、過去に募集された住戸の実績値である点にご注意ください。
| 間取り | 観測戸数 | 家賃レンジ | 中央値 | 平均専有面積 |
|---|---|---|---|---|
| 2DK | 2戸 | 119,700円〜122,800円 | 121,250円 | 53.5㎡ |
| 2LDK | 1戸 | 134,800円 | 134,800円 | 60.0㎡ |
※ 観測できるのは当サイトが記録した範囲に限られるため、この物件で募集されたすべての住戸を網羅したものではありません。 家賃は募集ごとに改定されることがあり、過去の実績が今後の募集条件を保証するものではありません。 現在の募集状況と正確な条件はUR公式ウェブサイトでご確認ください。