UR賃貸住宅 完全ガイド

初めてUR賃貸を検討する方のための完全マニュアル

1. UR賃貸住宅とは

UR賃貸住宅は、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理・運営する公的な賃貸住宅です。 1955年に設立された「日本住宅公団」を前身とし、2004年に現在の名称に改組されました。

全国に約71万戸の住宅を保有しており、都市部を中心に単身者向けからファミリー向けまで 幅広いタイプの住宅を提供しています。

UR賃貸の基本情報

  • 運営主体:独立行政法人都市再生機構(国土交通省所管)
  • 総戸数:約71万戸(2024年時点)
  • 対象地域:全国主要都市(首都圏、関西、中部、九州など)
  • 入居方式:先着順(抽選ではありません)
  • 公式サイトUR都市機構公式サイト

民間の賃貸住宅とは異なり、礼金・仲介手数料・更新料がかからず、保証人も不要という 大きな特徴があります。これにより、初期費用を大幅に抑えることができます。

2. UR賃貸のメリット・デメリット

✅ メリット

礼金なし

民間賃貸では家賃1〜2ヶ月分が相場の礼金が一切不要。 初期費用を大幅に節約できます。

仲介手数料なし

UR都市機構と直接契約するため、不動産会社への仲介手数料が発生しません。

更新料なし

2年ごとの更新料がかからないため、長期居住でもコストが増えません。

保証人不要

連帯保証人も保証会社も不要。身寄りのない方や高齢者でも入居しやすい。

敷金が戻る

原状回復費用を除いた敷金が退去時に返還されます(敷金は通常2ヶ月分)。

先着順で公平

抽選ではなく先着順のため、早く申し込めば確実に入居できます。

⚠️ デメリット・注意点

収入基準が厳しい

家賃の4倍以上の月収が必要。または家賃の100倍以上の貯蓄が条件。

人気物件は競争激化

都心部や築浅のリノベーション物件は空室が出てもすぐに埋まってしまいます。

築年数が古い物件も

昭和時代に建てられた物件も多く、設備が古い場合があります。

立地が限定的

駅から離れた郊外に位置する団地タイプの物件が多いエリアもあります。

3. 入居条件と必要書類

入居資格

  • 1.
    収入基準を満たすこと

    申込者本人の月収(税込)が家賃の4倍以上必要です。
    例:家賃10万円の場合 → 月収40万円以上

  • 2.
    貯蓄基準(収入基準を満たさない場合)

    家賃の100倍以上の貯蓄があれば入居可能です。
    例:家賃10万円の場合 → 貯蓄1,000万円以上

  • 3.
    日本国籍または有効な在留資格

    外国籍の方は有効な在留カードが必要です。

  • 4.
    自ら居住すること

    契約者本人が住居として使用することが条件です。事務所利用は不可。

必要書類

本人確認書類

  • • 運転免許証
  • • マイナンバーカード
  • • パスポート + 住民票
  • • 在留カード(外国籍の方)

収入証明書類

  • • 源泉徴収票
  • • 確定申告書の写し
  • • 給与明細(直近3ヶ月分)
  • • 課税証明書

貯蓄証明(収入基準外の場合)

  • • 預金通帳の写し
  • • 残高証明書

その他

  • • 住民票(続柄記載)
  • • 印鑑
  • • 銀行口座情報(家賃引落用)

4. 物件タイプと特徴

🏢 一般賃貸住宅

最もスタンダードなタイプ。1Rから4LDKまで多様な間取りがあり、 単身者からファミリーまで幅広いニーズに対応しています。

  • • 間取り:1R〜4LDK
  • • 特徴:築年数・立地・家賃帯のバリエーションが豊富

✨ リノベーション住宅(MUJI×UR など)

築年数の経った物件を全面改装した住宅。無印良品とのコラボ「MUJI×UR」など、 デザイン性の高い物件も人気です。

  • • 特徴:最新設備、おしゃれな内装、快適な住空間
  • • 注意:人気が高く空室がすぐ埋まる

👴 高齢者向け優良賃貸住宅

60歳以上の高齢者が安心して暮らせるよう設計された住宅。 バリアフリー対応や緊急通報システムが完備されています。

  • • 特徴:手すり設置、段差解消、緊急通報装置
  • • 対象:60歳以上の方

🏠 特別割引住宅

家賃が割引される住宅。子育て世帯、近居・同居家族、U35(35歳以下)向けなど、 条件に応じた割引制度が適用されます。

  • • 子育て割:最大6年間の家賃20%OFF
  • • 近居割:親子が近くに住む場合5%OFF
  • • U35割:35歳以下対象で最大3年間お得

5. 申込方法と流れ

1

物件を探す

UR公式サイトまたはUR営業センターで希望エリア・条件の物件を検索します。 当サービス(UR-AKI)で空室通知を受け取ることもできます。

2

仮申込

気に入った物件が見つかったら、Web(UR-net)または電話で仮申込を行います。 仮申込には費用はかかりません。

3

内覧(任意)

希望すれば物件の内覧ができます。実際の部屋の状態や周辺環境を確認しましょう。

4

本申込・審査

必要書類を持参してUR営業センターで本申込を行います。 収入基準等の審査があります(通常1〜3日程度)。

5

契約・入居

審査通過後、敷金(通常2ヶ月分)を支払い契約締結。 鍵を受け取り、入居となります。

💡 ポイント

先着順のため、人気物件は空室情報が公開されたらすぐに仮申込することが重要です。 UR-AKIの空室通知を活用して、いち早く情報をキャッチしましょう。

6. お得な家賃割引制度

UR賃貸には、条件を満たすと家賃が割引される制度があります。 該当する方は積極的に活用しましょう。

👶 子育て割

18歳未満のお子さんがいる世帯向け。最大6年間、家賃が最大20%割引になります。

  • • 対象:18歳未満のお子さんがいる世帯
  • • 割引:最大6年間、家賃最大20%OFF

👨‍👩‍👧 近居割

親子が近くのUR賃貸に住む場合に適用。家賃5%割引になります。

  • • 対象:親世帯・子世帯が近くのUR賃貸に居住
  • • 割引:家賃5%OFF(最大5年間)

🎓 U35割

35歳以下の方向け。対象物件に入居すると最大3年間お得になります。

  • • 対象:契約者が35歳以下
  • • 割引:対象物件限定で家賃がお得に

🏠 URライト

3年間の定期借家契約で、通常より家賃が安い物件に入居できます。

  • • 契約期間:3年(更新可能な場合あり)
  • • 特徴:通常家賃より安く設定

7. 物件探しのコツ

🔍

空室情報をこまめにチェック

人気物件は空室が出てもすぐに埋まります。UR公式サイトを毎日確認するか、 UR-AKIの空室通知サービスを活用しましょう。

📅

引越しシーズンを狙う

1〜3月、9月は転勤や進学で退去が増えるため、空室が出やすくなります。 逆に競争も激しくなるため、早めの行動が大切です。

🏘️

複数の候補を用意

希望条件に合う物件を複数リストアップしておきましょう。 第一希望が取れなくても、すぐに次の物件に申し込めます。

📋

書類は事前に準備

収入証明書や本人確認書類は事前に用意しておきましょう。 空室が出たらすぐに本申込できる状態にしておくことが重要です。

🏢

UR営業センターを活用

Webに掲載されていない物件情報や、これから空く予定の物件情報を 教えてもらえることがあります。直接相談するのもおすすめです。

🔔 空室情報を見逃さない!

UR-AKIなら、希望の物件に空室が出たらLINEですぐにお知らせします。
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